入信勤行の栞
(平成九年一月一日制定)

入信勤行に当たり、会長浅井先生の指導を、一言、ここに代理として伝えさせて頂きます。
 あなたは本日、末法の御木仏日蓮大聖人に帰依し、値いがたき三大秘法に値い奉ることができました。
どうかこの上は、大聖人の仰せのままの信心を貫き、現当二世の大功徳を得られんことを、心から念願するものであります。
 日蓮大聖人は、末法の全人類を現世および来世にわたって救わんと、三大秘法という根源の仏法を、身命を賭してお弘め下された、大慈大悲の下種の御本仏であられます。
 その大慈悲たるや、あるいは極寒の佐渡への流罪、あるいは竜の口における死罪等、「十余年におよぶ耐えがたき大難を忍ばれた上で、ついに御自身の下種本仏としてのお覚りの全体を一幅の御本尊に顕わし、一切衆生成仏の対境として、日本国に留め置かれたのであります。
 この御本尊こそ、富士大石寺に七百年来相伝護持され来たった「本門戒壇の大御本尊」であります。       この大御本尊には、日蓮大聖人が久遠元初以来お積みになられたあらゆる功徳が、ことごとく収まり具っております。
 ゆえにこの御本尊を一筋に信じ、南無妙法蓮華経と唱え奉るならば、大聖人よりこの大功徳を譲り与えられ、いかなる人も罪障は消え、宿命は変わり、現世に幸せを得るだけでなく、未来の成仏も叶うのであります。
 ただしこの御本尊も、もし邪宗の執着が少しでもあるならば、全く功徳を生じません。
 まさしく大聖人仰せのままの信心とは、一切の謗法を捨て、この御本尊を強く清らかに信じて南無妙法蓮華経と唱え、人にもこの大法を勧めるところにあります。
 本日よりは、我が家より富士大石寺にまします「本門戒壇の大御本尊」に向い奉り、朝晩、遥拝勤行を実践いたしましょう。
たとえいかに遠く離れていようとも、信心に距離は関係ありません。直ちに感応道交して入御本尊に通じ、大功徳を生ずるのであります。
 いま富士大石寺顕正会は、日本国において、日蓮大聖人の御遺命のままに広宣流布・国立戒壇建立をめざす、唯一の仏弟子の集団であります。
あなたもこの清純なる団体の一員として、大聖人仰せのままの信行に励み、三世に崩れぬ大幸福を得られんことを、切に祈るものであります。以上

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―入信勤行に際しての指導文― (昭和六十二年七月一日制定)

 
入信勤行の栞

 入信勤行に当たり、一言申し述べます。
 日蓮大聖人は、末法の全人類を、三大秘法という大仏法を以てお救い下さる、唯一人の御本仏であります。
 大聖人は一切衆生の成仏のため、御自心がお覚りになられた生命の極理を、一幅の御本尊に顕わし、全人類に総じて授与あそばされました。
これすなわち日蓮正宗総本山・富士大石寺に、七百年来相伝護持され来たった「本門戒壇の大御本尊」であります。
 この大御本尊こそ、実に日蓮大聖人の御生命そのもの、御本仏のお覚りたる一念三千の全体であります。
 ゆえに御書に云く
「日蓮が魂を墨にそめ流して書きて候ぞ、信じさせ給へ。乃至、日蓮が魂は南無妙法蓮華経にすぎたるはなし」と。
 また云く
「一念三千を識らざる者には仏大慈悲を起こし、五字の内に此の珠を裹み、末代幼稚の頸に懸けさしめ給う」と。
 この御本尊には、我等凡夫を仏にしてくださるという、絶対の御力があります。
ゆえにもしこの御本尊を信じ南無妙法蓮華経と唱え奉るならば、いかなる人も宿命が変わり、現世に幸せをえるだけではなく、未来の成仏も必ず叶うのであります。
 ただしこの御本尊のみを純粋に信じ、勤行に励むことこそ肝要であります。
 本日よりは、我が家より富士大石寺にまします「本門戒壇の大御本尊」に向かい奉り、朝晩怠けることなく遥拝勤行を実践いたしましょう。
いま入信勤行に当たって眼前に拝する御本尊は、「本門戒壇の御本尊」を大石寺法主上人が書写あそばされたものであれば、この御本尊を胸に思い浮かべ、至心に富士大石寺の「本門戒壇の大御本尊」を遥拝し奉るならば、いかに遠く離れていようとも直ちに大御本尊に通じ、感応道行交して大功徳を生ずるのであります。
 末法の仏道修行とは、この勤行と折伏であります。
いま、顕正会は、日蓮正宗の中において、日蓮大聖人の御遺命のまま、広宣流布・国立戒壇健立めざし御奉公する唯一の団体であります。
今日よりはこの清純なる日蓮正宗顕正会の一員として、大聖人仰せのままに勤行と折伏に励み、現当二世に崩れぬ大幸福を得られんことを、切に祈るものであります。               以上


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入会勤行の栞

 入会勤行に当たり、一言申し述べます。
 日蓮大聖人の弟子として、最も大事なことは、大聖人の御遺命のままに信心修行をするということであります。
 大聖人の御遺命とは、申すまでもなく、広宣流布の暁に一国の総意を以て建立すべき「国立戒壇」の現実であります。
 ゆえに三大秘法抄に云く
「戒壇とは、王法仏法に冥じ仏法王法に合して、王臣一同に本門の三大秘密の法を持ちて、有徳王・覚徳比丘の其の乃至を末法濁悪の未来に移さん時、勅宣並に御教書を申し下して、霊山浄土に似たらん最勝の地を尋ねて戒壇を建立す可き者か。時を待つべきのみ。事の戒法と申すは是なり」と。
 この御遺命を奉じて、日蓮正宗においては、広宣流布・国立戒壇を七百年来の宿願として、死身弘法に励んできたのであります。
 しかるに日蓮正宗の信徒団体である創価学会は、この国立戒壇に対する邪宗の怨嫉・世間の抵抗を見て、これが学会の政治進出・選挙に不利をもたらすと恐れ、無惨にも国立戒壇が大聖人の御遺命であることを否定し、一国を欺いたのであります。
 さらにその上、あろうことか正本堂の完成式には、バチカンよりキリスト教神父を招き、同席せしめております。
 これ、大聖人の御遺命に背き、謗法厳禁の御誡めを犯す所行でなくて何でありましょうか。大聖人の弟子として、無惨無愧これより甚しきはありません。
 御書に云く
「吾一門の人々の中にも、信心もうすく、日蓮が申す事を背き紿はば、蘇我が如くなるべし」と。
 およそ大聖人の仰せの中にも、最も重きはこの国立戒壇の御遺命であります。
ゆえにもしこれに背けば、御金言のごとく、いかなる者も功徳を失い身を亡ぼします。
今日学会員至る所で功徳を失いつつあるのは、まさしくこのゆえであります。
 また「仏法は体、世間は影」であれば、正系門家において大事の御遺命が曲げられれば、影たる国家が傾かぬはずもありません。
 いま日本の破局の兆候が徐々に現じつつあるは、またこのゆえであります。
 御本仏大聖人、もし正系門家のこの現状を御覧になれば、いかように御悲みあそばすでありましょうか。
 されば、この重大な仏法違背を見ながら知りながら、黙するは不忠の弟子であります。
ここに顕正会は仏弟子として、身命を賭して御遺命守護の御奉公に立ち上がったのであります。
あなたは宿縁深くして御遺命の正義にめざめ、いま大道心を以て顕正会に馳せ参じられました。
本日よりは、日蓮正宗の中で御遺命を奉じて立つ唯一の団体顕正会の一員として、広宣流布・国立戒壇建立をめざして折伏に立ち、以て大聖人に応え奉るべきであります。          以上。
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