登用試験問題
 (出題範囲「折伏理論解説書」)

問一 生命の永遠について述べた次文の□を埋めなさい。
  生命は永遠であり、死によって□□するものではない。生死という現象は、永遠の生命が□相から□相、□相から□相へと、その□□形態を変化させるにすぎない。生命はこの生死を繰り返しながら、宇宙と共に□住しているのである。
  そしてまた、幸・不幸の因□も、鎖(くさり)のごとく□□にわたって連続している。ゆえに開目抄には「過去の□を知らんと欲せば、其の現在の□を見よ。未来の□を知らんと欲せば、其の現在の□を見よ」と仰せられている。もし生命の永遠を知り□□の因果を知れば、人として最も恐るべきは死後の堕□であり、最も願うべきは一生□□である。堕獄あるいは成仏は、臨終の相に顕われる。神国王御書には堕獄の相を「人□して後、色の□きは地□に堕つ」と定められている。
 無間地獄の業因は五□と謗□である。しかし父□を殺す等の五□でも、その堕獄の期間は一□劫であるが、三大秘法を誹謗して無間に堕した者は「展□して□□劫に至る」とされている。
  御本尊を信ずる者は、現□に宿命転換して幸せになり、臨終には□□の相を現じ、生々世々、大聖人の仏法に離れることなく自利□他の楽しく崇高なる人生を永劫に繰り返すことができる。


問二 次文の□を埋めなさい。
  この大宇宙には、仏法を妨げようとする□の生命活動がある。ゆえにもし人が正法を修行して成□を遂げんとする時には、必ず魔が障碍をする。兄弟抄には「此の法門を申すには必ず□出来すべし。□競はずば正法と知るべからず。第五の巻に云く、□□既に勤めぬれば三障□□紛然として□い起る」と仰せられている。
 三障とは□障・□障・□障である。
 三障□□が競い起こるということは、持つ法が□□であり、かつ仏法の実践が本物になってきたという証拠、またこれを乗り越えれば成□が叶うことを示すものであるから、むしろ喜ばねばならない。ゆえに「凡夫の□になる、又かくのごとし、必ず三障□□と申す障いできたれば、□者はよろこび、□者は退くこれなり」(兵衛志殿御返事)と。
 強き信心に立つとき、魔はかえって成仏の助けになる。この原理を法華経には「魔及び□□有りと雖も、皆□□を護らん」と。
 また大聖人は「人をよく成すものは、□□よりも□□が人をばよくなしけるなり」と御指南下されている。


問三 次文の□を埋めなさい。
  釈尊は一代□□年にわたって種々の説法をされたが、前□□□年においては未だ□実を顕わさない□□の経々を説き、後□年にいたって始めて□実の□□経を説いた。このことは「□□余年には未だ□実を顕わさず」(無量義経) 「正直に□□を捨てて、但(た)だ無上道を説く」(法華経方便品)の文に明らかである。
 しかるに念□・真□・禅等の諸宗は、□□たる□□余年の経々に固執して釈尊出世の□□たる□□経を誹謗するから、謗口の邪宗というのである。
 しかしこの□□経も、舎□弗・目連等、在世の衆生にとっての□益の教法であって、末法の衆生には利益がない。
 末法においては、ただ□□経・本門□□品の文□に秘沈された、日蓮大聖人ご弘通の下種の南無妙法蓮華経によってのみ成仏が叶う。ゆえに「在世の本門と末法の初は一同に純□なり。但(ただ)し彼は□、此れは□なり。彼は一品二半ヽ此れは但(た)だ□□の五字なり」(観心本尊抄)
  「仏の御意は□□経なり。日蓮が□は南無妙法蓮華経にすぎたるはなし」(経王殿御返事)
  「今末法に入りぬれば、□経もつ□□経も詮なし・但(た)だ南無妙法蓮華経なるべし」(上野殿御返事)と仰せられるのである。


問四 次文の□を埋めなさい。
  日蓮大聖人は、建長□年□月□□]日の立宗より□□□年目の弘安□年□月□□」日に、本門戒壇の大御本尊を建立あそばし、出世の本懐を遂げ給うた。ゆえに「此の法門申しはじめて今に□□□年・弘安□年なり。□は四十余年、□□大師は三十余年、□□大師は二十余年に出世の本懐を遂げ給う。乃至、余は □□□年なし、出世の本懐を遂げ給うた。
ゆえに「此の法門申しはじめて今に□□年・弘安□年なり。□は四十余年、□□」大師は三十余年、□□大師は二十余年に出世の本懐を遂げ給う。乃至、余は□□年なり」(出世本懐成就御書)と仰せられている。
 出世の本懐成就の機縁となったのは□□の法難である。神□□・弥□□・弥□□等の□□□衆は平□□□の責めにも怖じず、大聖人に□□し奉る不惜□□の信心を貫いた。これ大聖人の□□王心に同心し奉ったゆえであり、「□□王は百獣に怖ぢず、師子の□又かくのごとし」とはこれである。
 名もなき□□が、集団として大聖人の□□王心に同心し奉ったこの□□同心こそ、未来□□流布の瑞相であり、□□□建立の先序である。ここにおいて大聖人は、□□□等□□衆を本門戒壇の大御本尊の□□とし給うたのである。
 この大御本尊は、末法の全人類に□じて授□し給うたもので、広宣流布の暁には□□戒壇に奉安される。この大御本尊こそ久遠□□の□□身たる日蓮大聖人の御□体であられる。
 □□戒壇建立の時には、必ず二團に熱原の□□講衆のごとき信心が漲る。そして日本国の国主たる□□も、国政を司る□□も、一同に三大秘法を受持し、この大御本尊を守護するためには身命も惜しまぬという大□□心に立つ。このことを三大秘法抄には「王臣一同に本門の三大秘密の□を持ちて、□□王・□□比丘の其の乃往を末法□□の未来に□さん時」と仰せられている。


問五 次文の□を埋めなさい。
  御遺命の「本門戒壇」とは、日本□□が南無妙法蓮華経と唱え奉る□□□□の時、仏法守護の国家□□の表明を手続として、富士山□□□に建立される□□□戒壇であることは、三夫秘法抄および歴代先師上人の筆記に明々白々である。
  しかるに池田大作は政治野心と己れの名利から、俄に建てた□□□を「御遺命の戒壇」と偽った。この大謗法を見て呵□せぬ者は「法を壊(やぶ)る者を□て責めざる者は、仏法の□の怨(あだ)なり」(滝泉寺中状)の仏誠に背くものである。
 また時の二代にわたる貫首は、この□□堂の誑惑□に加担した。このような貫首に随うことは、夫聖人に対し奉り大□忠となる。ゆえに日興上人は「時の貫首たりと雖も仏法に□違して□□を構えば、之を□うべからざる事」と厳試し給うのである。


問六 遥拝勤行について述べた次文の□を埋めなさい。
  我等が□え奉る「南無妙法蓮華経」とは、日蓮大聖人の仏法上の□□□である。
 そして日蓮大聖人の御□体たる本門戒壇の大御本尊は「一閻浮提□□」のゆえに、我等一人ひとりは、この大御本尊に直□している。
  ゆえにこの戒壇の大御本尊に向い一念□□で南無妙法蓮華経と□え奉れば、どれほど距離が離れていようとも、直ちにお題目の体(たい)であられる戒壇の大御本尊・日蓮大聖人に通じ、感□道□して大功徳が頂ける。
 ゆえに大聖人は身延より、遠く佐渡に住する千日尼に対し 「雷門の□は千万里遠けれども□ちては須臾(しゅゆ)に聞こゆ。御身は佐渡の国にをはせども、□は此の国に来たれり。乃至、御□を見てはなにかせん、□こそ大切に候へ」と仰せられている。


問七 次文の□を埋めなさい。
  戒壇の大御本尊は、広□□布の暁まで□□し奉るべき秘仏であられる。ゆえに日興上人・日目上人の上代には御開□などは全くなかった。
  の後、いつの時代からか、「遠き広布を待ちかねて」の、強信によるやむなき内□が行われるようになった。
 だが、現在宗門が行なっている「御開□」なるものは、上記の「内□」とは精神が全く異なり、御聖意に甚だしく□くものである。
  そのゆえは、宗門は、□□戒壇に安置し奉るべき戒壇の大御本尊を、□□戒壇否定のために建てた誑□の□□堂に居(す)え奉るという不□・冒涜を犯している。しかるにこの大罪をいささかも改悔せず、なお営□目的で「御開□」を強行しているからである。
  いま顕正会は「広□□布甚だ□し」と確信するゆえに、日興上人・日目上人の上代のごとく、□□勤行で広布をめざし死身□□している。この信行こそ御在世に立ち還った信行で、最も御聖意に叶い奉るものである。


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