顕正会入会(入信)で行われる行為。


入信(入会)勤行心得

〇入信勤行責任者は、顕正会合長の代理としてこれを行うの自覚と責任感に立ち、入信者を、御本尊にお取り次ぎ申し上げるとの思いで、勤行すること。

○責任者(唱導者)は、必ず入信者および紹介者を所定の位置に着座せしめ、「これより入信(入会)勤行を行います」と告げたのち、御本尊に向い奉る。

勤行の次第 (お経は、入信者がついてこられるように、ゆっくりと読誦する)

 (1)題目三唱    (リン十二打)

 (2)方便品読誦  (自我偈に移るときリン三打)

 (3)自我偈読誦

 (4)唱題  (唱題に入ってリンを三打する。釣五分間唱え奉ったのち、リン五打で唱題を終り、題目三唱)

 (5)御観念文
   下種三宝尊御報恩の観念文と題目三唱は常のごとし。
   ついで
   「本日入信(入会)の○○○〇、一切の謗法を捨てて本門の三大秘法に帰命し奉る。仰ぎ願くぱ下種三宝尊冥鑑を垂れ給い、無始以来の謗法罪障消滅・信心倍増・現当二世の大願、成就せしめ給え」と観念して題目三唱。
  「乃至法界平等利益……」の文を観念し、リンを三打して、題目三唱。
 (6)唱導者、入信者のほうに向を変え、「入信勤行の栞」をゆっくりと、確信に満ちて読み上げる。

 (7)唱導者、御本尊に向い奉り、全員で題目三唱。しかるのち、入信者に「以上をもって入信(入会)勤行を終了いたしました」と告げて終了する。

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入信(入会)勤行心得

(一)御本尊を安置申し上げる。

(二)入信(入会)者および紹介者を所定の位置に着席せしめる。

勤行次第

(一)題目三唱 (リン十二打)

(二)方便品読誦 (方便品より自我偈に移る時リン三打)

(三)自我偈読誦

(四)唱題    (唱題に入ってリン三打、最後にリン五打で唱題を終わる)

(五)題目三唱

(六)観念の事

1「南無本門寿量品の肝心・・・・・」の文を観念して題目三唱。

2「南無本因妙の教主・・・・・・」の文を観念して題目三唱。

3「南無法水瀉瓶唯我与我・・・・・」の文を観念して題目三唱。

4「南無一閻浮提の御座主・・・・日道上人・・・・・」の文を観念して題目三唱。

5「本日入信(入会)の○○○○、一切の謗法を捨てて本門の三大秘法に帰命し奉る。願わくば下種三宝冥鑑を垂れ給い、無始以来の謗法罪障消滅・信心倍増・現当二世の大願成就ならしめ給え」と観念して題目三唱。

6「乃至法界平等利益・・・・・」の文を観念して、リン三打して、題目三唱。

(七)唱導者・入信者のほうへ向きを変え。「入信(入会)勤行の栞」を読み上げる。

(八)唱導者、御本尊に向かい奉り、題目三唱。そののち「以上を以て入信(入会)勤行を終了いたしました」と告げて終了。

題目三唱の鈴十二打てなんなんですかぁ〜!
正宗では、方便品の前に鈴七打です。

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顕正会との比較参考の為めに記載しときます。

『授戒とは』
 仏法の信仰は、戒・定・慧の修行が中心です。
この「戒」とは戒律のことで、悪や非とされる行いから離れて善を顕すことであり、「定」とは禅定のことで、心を安定させる法をいい、「慧」とは智慧のことで、仏の真理を体得することをいいます。
 仏法に帰依しようとする人は、まず戒を授かって、我が身の振る舞いを仏の教えに基づいて正すことが大切であり、この戒を授かることを「御授戒」といいます。

【日蓮正宗の御授戒】
 日蓮正宗の御授戒は、寺院または御本尊様が御安置されている御宝前で行われます。
 謗法払いを済ませた入信希望者は、紹介者と一緒に御宝前に座り、導師から授戒文を受けます。
授戒文では、

「今身より仏身に至るまで爾前迹門の邪法邪師の邪義を捨てて、法華本門の正法正師の正義を持ち奉るや否や」

「今身より仏身に至るまで爾前迹門の謗法を捨てて、法華本門の本尊と戒壇と題目を持ち奉るや否や」

「今身より仏身に至るまで爾前迹門の不妄語戒を捨てて、法華本門の不妄語戒を持ち奉るや否や」


と導師がそれぞれ問いかけますので、御授戒を受ける者と紹介者も導師に合わせて、その都度、

 「持ち奉るべし南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」

と発声して、爾前迹門の謗法を捨てて、三大秘法の御本尊様を受持することをお誓い申し上げます。
 そして、御授戒を受ける者は、御本尊様を頭に戴くのです。


(注意・勤行は行われます。方便品・寿量品長行。)

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