顕正会短信 2008.04.27
顕正会の人事から組織の現状や動きを探る

 最近の顕正会の男子部・婦人部の幹部人事をいくつか紹介しよう。その意図を読み取っていただければ幸いである。

2006年 3月 婦人部日本橋支区
 支区部長 新)山本利子 旧)浅井祥子→第二婦人部幹事専任
2006年 3月 婦人部板橋支区
 支区部長 新)小峰昌子 旧)武内弥生→?【班長へ降格】
2006年 8月 婦人部埼玉支区(同年3月誕生)
 支区部長 新)鏑木啓子 旧)藤本陽子→?
2007年 2月 男子部32隊
 隊長 新)藤里淳也 旧)広沢大介→?【総班長へ降格】
2007年 4月 男子部12隊
 隊長 新)五十峯武 旧)須田恭敏→?【入信書偽造で除名】
2007年10月 男子部23隊
 隊長 新)真田浩之 旧)牛腸明→?【2008年1月逮捕】
2007年10月 男子部25隊
 隊長 新)佐藤公一 旧)高橋一孝→?
2007年10月 男子部34隊
 隊長 新)鎌田英憲 旧)遠藤伸→?
2008年 1月 婦人部大阪支区
 支区部長 新)小野恵子 旧)山岡真智子→?
2008年 3月 男子部第6部
 第6部長 新)伊藤文彦 旧)成毛憲司→男子第6部幹事専任

 女子部・壮年部に至っては更に目まぐるしい人事異動や組織の統廃合が頻発するため割愛した。しかし、上に挙げた人事だけでも、十分に言わんととしていることはおわかりいただけるであろう。

 新旧人事で、旧任者の右に「→」【役職】と書いてあるのは、旧任者の次人事が顕正新聞紙上に発表されたことを示し、「→?」とあるのは、次人事が発表されなかったことを示した。また、その右に【 】として後日判明した事実を記した。

 これからわかることは、ほとんどが「降格」人事であるということだ。ちなみに、2006年3月の婦人部日本橋支区部長交替に出てくる「浅井祥子」とは、男子部長・浅井城衛の妻である。第二婦人部幹事専任らしいが、この人事以降、新聞紙上で名前や活動報告を目にしたことはない。もっとも浅井の身内であることから、あからさまな降格人事にはできず、当時は、妊娠を機会に静養するための幹事専任だとも囁かれた。また、今年3月の男子第6部長交替に出てくる旧部長が運営する養豚場の豚肉を芙蓉茶寮に納入していることから、本部としても即降格というわけにもいかず、幹事職への軟着陸でお茶を濁した形だ。実際に千葉・房総方面は昨年脱会した元男子16隊長のせいで壊滅状態とも言われており、ビデオ上映会場も一箇所・のべ1回に激減している。

 顕正会では、2回連続で請願を破ると降格される。だから早ければ任命からわずか半年で交替させられてしまうこともある。婦人部埼玉支区がいい例で、2006年3月に日本橋支区から派生した同支区は、同年3、4月と6、7月の請願を達成できなかったと思われ、初代支区部長はわずか5ヶ月で交替となったのである。

 また、特徴として挙げられるのは、「上位役職者の兼任人事」の場合の交替は「脱会・除名」の可能性が高いことであり、たとえば2007年4月の男子12隊長交替の際、旧隊長は3年間にわたる入信報告書偽造が発覚して除名され、新隊長は副男子部長兼任で任命された。

 最近では今年3月、男子10隊長に男子第一部長が兼任で任命されたが、これも前10隊長が脱会もしくは除名となったからとの噂がある。

 判明していない人事も、前任者の行方を鋭意調査して紹介したい。
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