顕正会短信 2008.04.13
5月に台湾・台北に「会館」設置・・・・賃貸物件で!

 さる3月24日に行われた顕正会3月度総幹部会において、浅井昭衛は5月18日に「台湾会館御入仏式」を行なうと発表した。一昨年4月に二男で男子部長の城衛を「理事」の肩書きで台湾に派遣し行なった「台湾集会」(この集会も日本からの参加者が多数)でのメッセージの中で、「台湾で五百名の死身弘法が成し遂げられたら台湾に会館を建てる」と述べていたものだが、この「台北会館」がいよいよお出ましになるというのだ。しかも「賃貸物件のワンフロア」で。

 浅井としては是が非でも自前の物件を建てて派手な看板を飾って目立とうと思っていたのだろうが、実は台湾で土地を購入し施設を建てて宗教団体として活動するには、運営母体となる「財団法人」の登録が必要となるのだ。これは台湾内政部のホームページにも明記され、見ると台湾創価学会も日蓮正宗も「財団」としての登録がなされている。自らを「正系門下唯一の正しい団体」と呼ぶ割には、台湾では「届出無しのサークル活動」で出発すると宣言したに等しい。浅井の私財をいくらか提供すればすぐにでも「財団法人」など設立できると思うが。過去には日本国内でも「法人格は絶対にとらない」と明言していたにもかかわらず、平成8年に突如宗教法人格を取り、しかも「仏法上」の呼び名として「冨士大石寺顕正会」と名乗るなど、この団体の迷走は今に始まったことではないが。

 また、いままでどこの会館を建てるにしても「地震にも災害にも強い」などと強調してきた割には、今回の台北会館についてはそのような発言はひとつも無い。ご存知のとおり、近年台湾は不幸にも幾度かの大地震に見舞われてきた。最近はこの教訓を踏まえて建造物の耐震構造などにも重大な関心が持たれている折、何階建てのビルなのか、フロアが何階にあるのかなどすら現段階で発表できないのは、相変わらず「某団体の謀略」を恐れてなどというのだろうか。

 さて、浅井もすでに76歳。一説には糖尿病で腹膜透析をしていると噂されているが、今回も城衛に任せるか、それとも城衛と加藤礼子終身総合女子部長、小峰夫妻とその娘を連れて一家総出の大名観光旅行を計画中か? おそらく海外に会館ができるなど今回が最後なのだから冥土の土産に行って来い! 帰りに寝てくるベッド代わりの棺持参で。
成果トップクラスの10隊長突如交替 憶測広がる

 男子部第10隊(神奈川)の隊長を富高誠一男子第一部長が兼任することになった。解任された新田泰生前隊長は昨年4月に隊長に任命され、昨年6・ 7月勧誘期間には195枚、10〜12月の3ヶ月では246枚、今年2月には単月で145枚の入会報告書をあげるなど、男子部組織の中でもトップクラスの成果を挙げていただけに、この突然の交替に組織内から憶測が広がっている。

 通常、隊長を退いて幹事職などに就く場合はその旨が新聞紙上で紹介されるのだが、今回の新田前隊長についてはその後の行き先が書かれていない。降格なら勧誘成果で常に上位人物なので、次回の勧誘成果の中で名前を見つけることはできよう。しかし今回は匂いが例の元16隊長(法華講に移籍)と似ている。折りしも、顕正会問題関連の掲示板では「S田」という隊長が昨年除名処分になったという情報が書き込まれた。この新田前隊長も「S田」と表現することができる。

 また、富高第一部長が新潟の男子部組織を統括していたことは以前書いたが、1月の新潟事件以降、統括としての責任を問われ、新潟の4ヶ隊を第7男子部へ移され、勧誘成果の上がる統括組織が減ったことから、新田前隊長の除名(仮定)によって空席となっていた10隊長を引き受けることによって成果を挙げ、新潟事件で失った人望と信頼を回復させたいという「私心」による交替劇だという指摘もある。そううまくいかないのが顕正会だということに早く気づけよ!
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