顕正会短信 2009.01.22
数年前から知的障害者への勧誘も多発!

 脱会を申し出た男性の首をしめ、全治10日間のけがを負わせた傷害の疑いで新潟県警に逮捕された18歳の顕正会員の男は容疑を大筋で認めているが、なぜか顕正会本部は「不当逮捕」とのコメントを出した。昨年の事件の際には沈黙を守っていたにもかかわらず今回早々と「不当逮捕」を訴えた背景には、容疑者が未成年のため有罪にされる可能性が低いと見越し、釈放後に集会で登壇させ「不当逮捕と戦って」などと題した原稿を読ませようという算段かもしれない。昨年の事件で罰金処分となった元幹部は30代だから処分がどうなるかわからず、当時は沈黙したのであろう。小ズルイ連中だ。

 さて続報だが、1月21日付の新潟日報は、顕正会が知的障害者への勧誘を活発化させていたとしてその手口と被害を初めて報じた。新潟市内の障害者施設関係者の話として3、4年前から勧誘が活発化していて、新潟駅周辺や繁華街で女性会員が声を掛け、勧誘の目的を告げずに「会館」へ連れて行き入会させるケースが多く、昨年には同市中央区で、障害福祉サービス施設を利用する知的障害者全員が、同じ利用者である顕正会員によって「入会」させられたことから利用者家族からの苦情が殺到し、施設が閉鎖に追い込まれてしまったのだ。なんという反社会的な宗教か!

 顕正会本部は、同紙の取材に対し「知的障害者らをターゲットにした勧誘はしていない。本人の同意を得て入会してもらっている」と釈明しているが、果たしてその「同意」が「宗教に入信する」という意識を示すのだろうか。勧誘の目的を隠すこと自体が異常だ。「宗教」「顕正会」と出せば拒否されるから隠して騙す。今回、卑劣な顕正会の勧誘の実態が活字になったことの意義は大きい。

 そして編集部では、この記事を裏付ける資料を発見した。「にいがた聴覚障害者支援研究会」2004年9月16日付の「ブログ」である。当時から顕正会が障害者を狙って勧誘していたことを示している。その部分を一部抜粋する。URLは悪戯防止のため非記載とする。

 顕正会には気をつけましょう。特に障害者を好みます。障害者を折伏させると信者の功徳が高まるので、障害者を狙い撃ちしているケースが目立ちます。障害者を不安にさせる言動を使うので、つい会員になってしまう場合もあります。「聞こえるようになるよ!」と誘われた方もいます。聴覚障害者の弱みをついています。障害者を騙しても構わないという考え方があります。
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