顕正会短信 2008.12.16
どこへいった「三百万」 できっこない三百万

 浅井昭衛が顕正会の11月総幹部会で「公称会員数が130万になった」と大ハシャギしたようだが、まさか平成16年に「あと10年で300万を断固成し遂げる」と7千人の幹部会員の前で宣言したことを忘れてないか。同年8月22日、横浜国際会議場で行われた「幹部大会」の席上、浅井は次のように宣言したのである。

 「まさしく三百万こそ広宣流布の鍵である。私はこの三百万をなんとしても十年以内に成し遂げ、重大な御奉公に備えたいと決意している」この浅井の宣言に対し、居並ぶ七千名の幹部会員らは11分もの間拍手し続けたというのだからアホである。

 そもそも、顕正会への「入信者数」など、年に3回か4回しか発表されないではないか。毎年の「法戦」と銘打たれた勧誘強化月間は概ね2月、3月・ 4月、6月・7月、9月〜11月の年4回で、通算すると8ヶ月に及ぶ。しかも顕正新聞に載る数字を計算すると、勧誘強化月間以外の「勧誘成果」はゼロなのである。きっと前年12月と1月の成果は2月に、5月の成果は6.7月に、8月のは9〜11月につけ加えているのだろうが、そう説明しないことが、ドンブリ勘定で運営していることの証拠である。要は、年柄年中数字に追いまくられて破綻していく泥舟なのだ。

 さて、15年の100万達成から今年の130万へと、5年間で公称30万人増加したとのことだが、1年で6万のペースで、あと6年で300万できるかどうか、小学生でもできそうな計算式が解けない、あるいはできると信じ込んでしまっている顕正会員は、小学生以下の集団だな。

【附録】16年〜20年の強化月間別勧誘成果(テキストに置き換えます)
H16.2 −
H16.4〜5 −
H16.6〜7 21871
H16.9〜11 25322
総会員数 −
H17.2 −
H17.4〜5 13987
H17.7〜8 16918
H17.9〜11 21427
総会員数 1119374
H18.2 12381
H18.4〜5 14771
H18.7〜8 16033
H18.9〜11 21383
総会員数 1183942
H19.2 11254
H19.4〜5 13669
H19.7〜8 15459
H19.9〜11 21560
総会員数 1245884
新聞発表 1243216
H20.2 11764
H20.4〜5 14527
H20.7〜8 16183
H20.9〜11 21699
総会員数 1307359

 さて、この表を見て、どこか数字がおかしくないだろうか。19年11月末現在の新聞発表の総会員数が18年11月末現在の数字に19年の4回の勧誘成果合計をあわせた数より約2670少ないのだ。この19年の春には男子部某隊にて大量の入信報告書偽造が発覚し隊長が更迭されたが、この際の「不良債権」を秘密裏に整理したのだろう。こういう改竄を平気で行う顕正会の勧誘成果など誰も信用しない。泥船の船長・浅井と一族はただ沈むだけなのだ。
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