顕正会短信 2008.11.05
九州の顕正会組織は浅井にイジラレて大荒れ
任命直後の幹部更迭や勧誘強要の逮捕者まで


 顕正会の浅井昭衛は9月26日に行われた9月度総幹部会の席上、5日前に行われた「仙台会館改築御入仏式」で自身を“生まれ変わり”だと幹部に言わせて悦に入っている『日目の生涯』を熱弁し、集結した幹部会員らが紅涙に咽んでいたことを思い出してか再度、東北にすでに7つの会館があることを「東北に大潮流」などと誉めそやし、更には『呼応して九州が驀進を開始した』などとバカげたことを言い出した。まさかその4日後に熊本で男子部員2名が入会強要で逮捕され、「御大会式」3日前に今年2回目の本部家宅捜索を受けるとは思わなかったろう。

 その九州、昨年は夏の長崎会館建設反対運動に始まって、秋の宮崎会館御入仏式の極秘開催、更には長崎会館御入仏式の急な開始時刻繰上げなど、なにかと迷走続きだったが、今年も春から壮年部鹿児島地区や婦人部福岡支区、鹿児島支区といった組織を粗製濫造させては現場を混乱に陥れている。中でも婦人部宮崎支区はひどく、6月総幹部会で支区部長が松田重江に替わって武内多江子が登用されたのだが、わずか3ヵ月後の9月総幹部会で松田重江が支区部長に復帰したのだ。武内の任命期間中の勧誘強化月間は一回で、通常連2回請願(勧誘目標)を割ると降格となるのだが、これほど短期間で交替となったのは極めて珍しい。交替理由が「勧誘成果不信」でないことを物語っている。脱会退転か?

 さてその九州だが、7年前の顕正新聞(平成13年10月25日号)を読み返してみると、「大分会館」入仏式で浅井がこう宣言したと報じられていた。

「私は本気である。早ければ3年、遅くとも5年以内に、九州全県に会館を建て一気に九州広布を進めたい」

 今年は平成20年。宣言から7年が経過したが、未だに宮崎・長崎両会館しか建っていないではないか! これは浅井の号令に応えられない九州顕正会員の出来が悪いのか、現状の把握すらできずにただ「エサ」をぶら下げる浅井の性根が悪いのか。実はどちらも正解である。

 鹿児島会館は来年という予定が出ているものの、福岡・熊本・佐賀への建設予定はいまだメドが立っていない。というより九州随一の大都市である福岡市に会館がないというのはナゼだろうか。福岡県の公称会員数は8千余名、九州では会員数が一番多いのだが会館がない。戦略性も計画性もない。「会員分布」など何の意味もない単なる「書類の積み上げ」だ。浅井は顕正会の現状を何もわかっていない。
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