顕正会短信 2008.07.08
20代前半の男子部隊長誕生

 顕正会は5月度総幹部会で2年ぶりに男子部組織の大規模な部隊増加を行い、顕正新聞によれば「55ヶ隊の陣容」になったとのことだが、実働会員が増えているわけでもないのにこの時期にわざわざ部隊増をおこなったのか。

 顕正会では8月17日、千葉の「船橋アリーナ」で「男子部幹部会」を行うが、参加予定は6千人とのこと。すでに前日と当日は会場はすべて顕正会によって押えられているが、その使用目的は「講演会」となっている。スポーツ施設で「講演会」というのも些かそぐわないものだが、なぜ6千人しか集められないのか。毎月の班長会ですら全国の同時放送会場を含めても4千人は集まるのだ。班長の下には組長がいる。その組長らを加えれば1万人は軽く集まるであろう。今回は「会場の都合」という理由をつけることも可能だろうが、来年は「3万人男子部大会」とやらも待っている。せめて今年は1万人は集めなければ、来年の「3万人男子部大会」など婦人部・女子部に白ワイシャツを着せて参加させなければ不可能であろう。

 このように実働6千程度の男子部で55ヶ隊も必要か。各隊150名として40隊あれば十分ではないか。地域によってバラツキがあっても均せば概ねこの程度でいいはずだ。

 さて、この部隊増で登用された「隊長」の中に、20代前半の人物がいる。51隊の平山龍利隊長である。顕正新聞974号に彼の体験が掲載されているので一部紹介すると、入信は平成13年4月、高校入学と同時とのことなので、一般的に15歳で高校入学するとして、今年22歳と考えるのが妥当。内容はよくある「昔はワルだったが顕正会の信心をしたら良くなった」という類のものなので省略するが、この51隊、初めての隊集会の結集は30名弱だったようだ。初集会にしてはあまりにも少なすぎる。出鼻を挫かれ平山クンもさぞ悔しかろう。

 顕正会には男子部隊長が55人いることになる。最年長はすでに40代ではなかろうか。いわば自分の息子と同じ年代の若造が同じ「隊長」として肩を並べたわけである。内心は穏やかではあるまい。顕正会では「証拠」を挙げる者には何も言えない。だからといえど、20代前半の隊長に年齢も上の支隊長や班長らが素直に従うかは疑問だ。成果を煽る余り命令三昧であるならば間違いなく隊員らの心は離れる。若くして登りつめた平山クンにそれがわかるかどうか。わからないならばそう遠くなく「51隊は○○隊に統合」という結果になることを断言しておく。
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