フェイク 第878号 (発行=2007.12.9)
顕正会の東京会館内で刺傷事件
殺人、拉致、監禁、傷害など危険な暴力宗教
浅井昭衛の命令で昭和四十九年に学会本部を襲撃


 東京都板橋区常盤台一の邪教「冨士大石寺顕正会」東京会館内で八日午後三時四十五分ごろ、神奈川県座間市の男性会社員(四二歳)が男に刃物で襲われた。

 事件が起こったのは会館一階のトイレで、会社員の男性がトイレから出ようとしたところ、個室に隠れていた若い男に、いきなり包丁のようなもので背中を刺された。病院で手当てを受けたが、深さ3センチほど切られ、犯人の男は走って逃走した。

 警視庁板橋署は傷害事件として逃げた男の行方を追っているが、九日午後十一時現在、まだ捕まっていない。

 調べでは犯人の男は身長約百七十センチで二十〜三十歳ぐらい。赤いジャンパーに映画「スパイダーマン」のマスクをかぶっていた。

 顕正会は現在、さいたま市に本部を置いているが、事件のあった東京会館とは旧本部のことである。

 会長の浅井昭衛に誑(たぶら)かされた狂信者らが勧誘を巡って拉致・監禁、傷害、器物損壊といった事件を頻繁に起こしているが、時として殺人事件なども起こす暴力宗教である。

 たとえば、殺人事件といえば平成十四年六月、高知市の「母娘殺傷事件」を捜査していた高知警察署が、十九日午後、殺人と殺人未遂で同市七ツ渕の顕正会幹部・宇高明男(当時四八歳)を逮捕したことがある。

 この事件は被害者宅に侵入した顕正会幹部が、刃渡り約十三センチの刃物で、被害者の胸や首、背中など十数カ所を刺して殺害。また、その娘さんの首などを刺して重傷を負わせた凶悪事件で、勧誘→不倫→殺人という最悪のケースであった(詳細は本紙四一四号を参照)。今回の刺傷事件の詳細は、今のところ不明だが、こんな暴力狂団の顕正会の信仰では絶対に幸せにはならない。

 顕正会は、大石寺や日顕宗とも関係はない。勿論、日蓮大聖人の仏法とは無縁の邪教である。会長の浅井昭衛は「国立戒壇」をバカの一つ覚えのように主張し続ける狂人だ。浅井の命令で昭和四十九年十月には学会本部への襲撃事件も起こし塀を乗り越え乱入(左の写真参照)。多くの顕正会員が有罪判決を受けた。
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