フェイク 第875号 (発行=2007.12.03)
浅井昭衛が悪辣な誑惑の解説
顕正会のDVD「正本堂 崩壊す」を斬る

虚言壁の浅井の体質を反映した粗雑な紙芝居


 邪教・顕正会が「誑惑の正本堂 崩壊す」と題する粗悪なDVDを作って無知な会員を洗脳するために使っている。解説文を担当しているのは狂祖の浅井昭衛で、映像編集は顕正新聞社。その内容は正本堂の建立発願から悩乱した日顕が破壊するまでの経過を虚言癖の浅井らしい捏造話、妄想、虚偽を織り込んだ解説で紹介している。映像は静止画を約一時間半以上にもわたって延々と並べたシロモノで、DVDというより、粗雑な紙芝居といった趣が強い。

 解説では終始、学会と当時の細井日達法主らを悪しざまに罵り、浅井自身をムリに美化して脚色しすぎて、粉飾の度を越えているため、数多くの矛盾をはらんだものになっている。

 このDVD製作の狙いは、最近、浅井の邪義・邪説に気づき始めた会員が増えてきたので、再度、洗脳し直して会員の士気高揚を図ろうというものである。

 DVDの内容を破折する前に、顕正会の反社会的活動と最近の凋落の実態などを簡潔に紹介しておこう。会員数は、公称約百二十万だが、実際はその二十分の一程度だ。活動家の大半が高校生を含む十代後半から三十歳代である。四十歳を過ぎても活動しているのは救い難い馬鹿者だ。各地で暴行、傷害、拉致・監禁、器物破損などの事件を頻繁に起こして警察沙汰になるなど、その暴力体質は大きな社会問題になっている。

 特に、今年一月、神奈川県警が入会強要の容疑で三人の顕正会員を逮捕すると共に、さいたま市の同会本部や小田原会館などを家宅捜索。テレビニュースや新聞各紙でも大々的に報道された。


 そのため活動を止めた会員が多い。勧誘の常套手段は中学・高校の卒業生名簿などを使って電話をかけてはファミリーレストランなどに呼び出し、幹部らが取り囲み、入会するまで帰宅させない。そして無理やり会館や事務所に連れ込んで数珠と経本を持たせる。

 そこで早く帰りたいため、題目三唱でもすれば「入会」となるので要注意だ。住所や氏名などは幹部が勝手に記入するケースが多い。

 この強引な勧誘を煽っているのが浅井である。その騙しの手口は的外れの予言で「首都圏を直下型大地震が襲う」「中国、北朝鮮が攻めてくる」「日本が滅亡する」というものだ。

 因みに、地震予知は過去に何度も広言したが、幸いな事に一度たりとも当った例はない。 (つづく)
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