フェイク 第843号 (発行=2007.08.05)
外れっ放し、浅井昭衛の大予言
 顕正会員が五十周年記念大会に向けて蠢動
「外国の侵攻」「地震で壊滅」の与太話に注意


 夏休みに入った今、狂信の顕正会員が各地で蠢動している。それは今月下旬に五十周年記念大会を開くため、その結集と会員勧誘が目的なのだ。中学・高校の卒業生名簿等を使い、「懐かしい」云々と言葉巧みにファミレスに呼び出し、そこで強引に入会を迫るのが顕正会員の手口である。

 相手が顕正会と判った段階で、キッパリ拒否しないと、仲間数人に取り囲まれ、入会を承諾するまで「外国が攻めてくる」「大地震で壊滅する」等と脅される。

 或いは顕正会の建物に連れ込まれ、本人が知らないうちに入会させられる。渡された数珠と経本を手にして偽本尊を拝むと、その時点で会員になり、脱会しようとすると暴行を受ける危険性もあるから要注意だ。

 この顕正会は「冨士大石寺顕正会」と詐称しているが、日蓮大聖人の仏法とは何の関係もない邪教で、会長の浅井昭衛は国柱会の田中智学を真似て「国立戒壇」をバカの一つ覚えのように主張し続ける狂人である。

 もともと「妙信講」という宗門の「講」の一つであったが、自己顕示欲の強い浅井が邪義を唱えて宗門との折り合いがつかず、学会にも数々の迷惑をかけた。

 特に、昭和四十九年には学会本部への襲撃事件を起こし、多くの関係者が有罪判決を受けた。まさに狂信的で、凶暴な邪教団なのである。

 浅井の悪質な点は会員を増やすために「終末思想」を唱えて活動家を煽っていることである。同会のホームページにも「日蓮大聖人に帰依しなければ日本は亡ぶ」等と書いており、これも世間の人々からは薄気味悪いと言われている。

 浅井の「終末思想」とか予言は全てインチキだから、その時の都合でクルクル変わる。浅井は昭和五十七年に「二〇〇七年までに顕正会が広宣流布できなければ、核戦争によって人類は絶滅する」と予言した。

 これについては妙観講の「慧妙」も今月一日付で「外れた! 浅井の人類絶滅の大予言」と嘲笑している。

 「目くそ鼻くそを笑う」とはこのことだが、浅井の予言は変節漢の大草一男にもバカにされる低レベルである。浅井は「二〇〇七年」までに折伏目標が達成できないと認めて「二〇一四年」までに平然と予言を変更していたが、いい加減な男だ。

 また、昭和六十三年五月八日の幹部大会で、浅井は「ソ連軍が攻めてくる」とも予告していた。ところが、そのソ連が崩壊した。すると次に、平成四年十月、素知らぬ顔で「中国軍が攻めてくる」と説を変え、その後は「北朝鮮が核兵器で日本を攻撃してくる」と言い出す始末。更に「首都圏を直下型地震が襲う」等々と、頻繁に地震予知もしている。

 だが、浅井の予言は、幸いなことに当たった試しがない。平成十年一月に「今年の二月(つまり平成十年二月)までに小田原大地震が起きる」と予言したが、地震は起きなかった。その年の十二月には「小田原の大地震も秒読みの段階に入った」と言っていた。

 あれから十年近く経つが、小田原大地震は起きていない。浅井よ、いつまで「秒読み」をすればいいのか?

顕正会員が全国でも首都圏に次いで多い新潟で大地震が頻発しているが、これを浅井は説明してみろ!
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