フェイク 第787号 (発行=2006.12.01)
また顕正会員の四人を逮捕!
 後を絶たない浅井昭衛一派の暴力的な勧誘
相手のお守りをハサミで切り刻み入会迫る


 邪教・冨士大石寺顕正会(本部は埼玉県さいたま市大宮区寿能町一-七二‐一) は狂祖・浅井昭衛が会員達を誑(たぶら)かして、強引な勧誘に狂奔させている。この顕正会員による非常識な暴力的勧誘は今や大きな社会問題になっているが、三十日にも四人の会員が警察に逮捕された。

 この事件はテレビニュースでも報じられたが、顕正会の狂信の女二人は、埼玉県に住む四十八歳の女性を勧誘中に女性の持っていた「お守り」をハサミで切ったとして、埼玉県警に逮捕されたもので、同県警は茨城県にある顕正会の事務所も捜索した。

 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、東京都江戸川区に住む、顕正会の会員の溝口順子容疑者(四七歳)ら二人である。

 溝口容疑者らは今年四月、埼玉県行田市内のレストランで、四十八歳の主婦に「こんな物を持っていると、お金が入って来なくなる」等とデタラメなことを言い、この主婦が持っていた二つの「お守り」を無断でハサミを使って切り刻んだという狂気の沙汰の事件だ。

 調べによると、溝口容疑者らは「耳を治すにはいい方法がある」などと騙して、約五時間にもわたって顕正会に入信するよう、嫌がる主婦をムリに勧誘し続けたということである。

 さらに、勧誘を受けた主婦は「茨城県にある事務所に連れて行かれた」と話しているという。

 警察の調べに対し、溝口容疑者は「知らない」「関係ない」とシラを切っているということだ。警察では、引き続き経緯を調べている。

 また、埼玉県入間市でも、顕正会の会員の女二人が、中学時代の同級生だった女性(二二歳)に対して「持っていると不幸になる」などと暴言を吐き「お守り」三個をハサミで切り刻んだとして逮捕された。

 さて、顕正会の狂信的な勧誘を巡る暴力沙汰としては今年七月三日、群馬県警館林署が館林市緑町の派遣会社社員の中沢誠(五八歳)を傷害の容疑で逮捕し、高崎会館と事務所の二箇所を家宅捜索した事件があり、本紙七三六号(七月四日付)〜七三八号(同六日付)で詳しく報じた通りである。

 また、十一月十一日にも二人の男性会員が、都内中野区のアルバイト男性(三四歳)に入会を強要し暴行。これも本紙七八〇号(十二日付)で報じたばかりだ。

 この他、顕正会員による最近の主な事件は次の通り。

平成十三年七月、千葉で顕正会員三人を暴力で逮捕。
平成十三年七月に秋田で女性会員を暴行で逮捕。
平成十四年六月に高知市の幹部会員を殺人、覚せい剤取締法違反で逮捕。
平成十五年九月、横浜市の会員二人を書類送検。
平成十五年十一月、藤沢市で会員二人を現行犯逮捕。
平成十七年三月、神奈川で会員を暴行で書類送検。
平成十七年七月、横浜で会員二人を監禁容疑で逮捕。
平成十七年十一月、神奈川で会員一人を暴行で送検。

inserted by FC2 system