フェイク 第740号 (発行=2006.07.15)
浅井昭衛こそ暴力勧誘の元凶だ
顕正会員の逮捕と「週刊朝日」の記事に想う
人々を苦しめる最悪の邪教は日顕宗と顕正会


 顕正会狂祖・浅井昭衛に誑かされた中沢誠(五八歳)が、群馬県の七十一歳の元短大教授に対して、入会を断ったとの理由で暴行を加え、去る三日、警察に逮捕された事件は本紙既報の通り。この顕正会の暴力的な勧誘については「週刊朝日」(七月二十一日付)にも藤田知也という記者が書いた記事を掲載している。

 この記事を読む限り、藤田記者の力量は駆け出し並の未熟者だ。同記者は暴行現場となった館林市内の小料理屋のママ(七二歳)、被害者の元短大教授、中沢の同居男性(五三歳)らに一応、話を聞いているのは結構だが、聞いた話をそのまま羅列しているだけのお粗末な構成に問題がある。

 同記者は事前、事後の裏付け調査等、基本的な努力を怠っているため、内容の乏しい記事である。また、取材相手の話を鵜呑みにしているのも欠点だ。何の検証もせずに、ウソや憶測を見抜けないで書いている。はっきり言って、藤田は記者としては三流である。

 この三流記者は「(中沢は)見た目は角刈りに太い眉毛で漫画『こち亀』の両津勘吉ソックリ」「ハーモニカがやたらうまく」等と書いているが、そんなことは事件の本質と何の関係もない。

 「強引な勧誘によるトラブルもたびたび起きていた」と書いてはいるが、トラブルがどんなに頻発していたか、この記者は知らないようだ。調べようともしていないことが文面から読み取れる。読者が知りたいのは、顕正会への入会を断ると、何故、暴力を働く会員が多いのか、この種の事件がどうして多発するのか、元凶は何か――こうした疑問に対する回答である。

 これらを徹底追及し、読者に知らせるのが週刊誌記者の努めであり、醍醐味であろう。(これらの諸点については本紙七三六・七三七・七三八号に詳述)

 特に「週刊朝日」の記事で看過できないのは「『若い時は青年部にも所属した三十年来の(創価)学会員』と言ってたから、顕正会にも抵抗がなかったのかな」の箇所だ。

 万一、学会員であれば、顕正会への入会にこそ、最大の「抵抗」があることも知らず、邪推記事を書いている。学会員なら最悪の邪教が日顕宗と顕正会であることを熟知しているからだ。

 また「週刊朝日」は暴力勧誘の元凶である浅井昭衛の名前は出さないで、何の関係もない学会の二代・三代会長の氏名を持ち出して、暴行魔の中沢と関連づけようとの悪辣な記事である。

 「週刊朝日」は中沢が逮捕された七月三日は奇しくも学会の二代会長が入獄し、三代会長が逮捕された「特別な日」らしい、と記して「浅からぬ因縁が、感じられなくもない」と、ふざけた悪意の戯言で結んでいる。

 「七月三日」に刻まれた二代・三代会長の正義の歴史を、犯罪者の逮捕と結び付けようとする「週刊朝日」に強い憤りを感じる。

 中沢は傷害罪で早朝に逮捕。広宣流布の師弟二人は無実、潔白で、その出入獄は午後七時。似ても似つかぬものを同列に論じるとは言語道断だ!

 二代・三代会長が同日同時刻に「王難必ず来るべし」の御聖訓を身読した峻厳な日は、何者も侵せない師弟血脈の記念日なのである。
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