フェイク 第604号 (発行=2005.05.22)
浅井昭衛の茶番劇は空振り
底の浅い浅井の邪説、落胆する顕正会員
宗門の小僧が「顕正会は解散せよ!」と一蹴


 富士大石寺顕正会の会長などと詐称し、無知な会員を騙している浅井昭衛が、大石寺の小僧達からコケにされた――日顕に「対決」を申し入れていた浅井が、宗門の青年僧侶邪義破折班と名乗る小僧らに一蹴され、決着がついたのである。

 浅井は「重ねての対決申し入れ書」(四月二十七日付)を送付したが、破折班に粉砕され、玉砕している。 今回の内容は顕正会(当時・妙信講)の解散処分の理由について愚痴と身勝手な屁理屈を書き連ねた欺瞞の駄文。破折班は浅井の邪説について「過去に囚われた愚論・迷論」と嘲笑し、今後は取り合わないと念記しており、浅井の虚勢を張っての「対決の茶番劇」は遂に空振りに終わった。

 浅井自身も当初から日顕が対決に応じるとは毛筋ほども考えていなかった。浅井の狙いは、会員に向けて「日顕に対決を迫ったが、日顕は逃げた」と宣伝したかっただけである。その理由は、これまで言い続けてきた正本堂の意義に関する浅井の誑言が会員にも通用しなくなってきていたからだ。

 浅井はバカの一つ覚えである国立戒壇の邪義に固執して「御遺命の戒壇ではない正本堂から大御本尊を遷座せよ」と宗門に訴え続けていた。 しかし、その正本堂は浅井の主張とは関係なく、日顕が約五十億円の巨費を投じて解体し、大御本尊も安普請の奉安堂に移してしまった。このため、浅井は会員を騙す材料がなくなり、困惑していた。そこで思いついたのが「日顕との対決」という会員向けのパフォーマンスであった。

 浅井は当初、日顕が@大石寺に身延僧を招き入れ接待したA大御本尊を「偽物」と誹謗した、という点についても追及していた。 だが、今回は先述の通り、解散処分に関連して正本堂の意義とか「国立戒壇論」に絞っている。

 それは身延僧の招待にしても、「河辺メモ」に明記された「大御本尊偽物発言」にしても創価新報などから無断借用したもの。破折班の弁解に対し、それを打ち砕くだけの反撃材料が顕正会には無いのである。 尤も「国立戒壇論」にしても国柱会・田中智学の邪義の受け売りで、薄っぺらな邪説にすぎない。

 これに対し、邪義破折班と名乗る小僧達が浅井の悩乱した文書を粉砕。「正本堂の意義に関して宗門に反抗してきた手前、今さら幕が引けなくて困っているのであろう」「すでに消滅した正本堂について何を言っても、それは不毛の論である」と指摘している。

 そのうえ破折班は、浅井に「大謗法の痴れ者」「自分の都合で主義主張を変更する変節漢」「烏合の衆の顕正会」「狂人」「紅蓮地獄に落ちて頭を冷やせ」等と罵詈雑言を浴びせている。

 更に、小僧共は「昭和四十九年の宗門の命に従い、直ちに顕正会を解散すべきであると告げておく」と勧告している。

 浅井が会員を繋ぎとめるために仕組んだ日顕との対決という茶番劇は小僧からバカにされて閉幕した。

 今回の浅井の猿芝居は、自身の己義・邪見が底の浅い戯言であることを証明してしまった。顕正会員の浅井離れは、一段と加速度が増すに違いない。
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