フェイク 第598号 (発行=2005.04.15)
浅井昭衛が日顕に「対決」申し入れ
顕正会の解散を賭け、日顕に退座迫る
花野充道に泣きつき、再び有馬温泉に逃げるか


 邪教・顕正会の浅井昭衛が日顕に「対決申し入れ書」を送りつけていたことが判明した。対決は「回答不能に陥った者を敗者とする」として「勝負決着後の責務」としては、浅井が負けた時は「直ちに顕正会を解散する」と言い、日顕が敗れた時は「直ちに御開扉を中止し、猊座を退き謹慎せよ」と迫っている。

 また、対決の内容だが、四月五日付の「顕正新聞」によると@国立戒壇を否定していることA戒壇の大御本尊に敵対している身延派の悪侶等を幾たびも大石寺に招き入れたことB河辺慈篤に対し、密かに戒壇の大御本尊を「偽物」呼ばわりしていたこと、の三点だ。

 このうち@の国立戒壇については浅井がバカの一つ覚えの「国立戒壇論」を繰り返し、十年一日のように邪義を述べているだけなので詳しいことは省略する。

 AとBは、いずれも本紙「フェイク」や出所不明の「勝ち鬨」、それに学会系の「創価新報」「同盟通信」を情報源としているもので、顕正会が独自に調査した内容は何もない。浅井は他人の褌(フンドシ)で相撲を取ろうとする狡い男だ。

 この事実も知らない会員は幹部会での浅井の「対決」の話に狂喜して約十分間も延々と拍手を続けていたというからバカバカしい。

 例えば、山崎正友が身延派の僧に「『板本尊偽作論』もその後の掘り下げがありません。これから本腰を入れて取り組んでほしい」と、大御本尊への攻撃をけしかけた事実を取り上げ、その山崎を称える日顕は「大御本尊への信なき者と断ぜざるを得ない」と述べている。

 また、日顕の「大御本尊は偽物」との発言を記録した「河辺メモ」が流失した時、周章狼狽して嘘に嘘を重ねたことに触れて「汝の正体を白日の下に晒すのみである」と息巻いている。

 無知で狡い浅井だが、舌をペロペロ出しながらペラペラと喋る男だから「エ〜」「アウ〜」の日顕では到底、太刀打ちできないだろう。

 事実、日顕が教学部長時代、我見を主張する浅井との折衝を当時の日達前法主や学会幹部に押し付けて、総監の早瀬日慈(日如の父)と有馬温泉に逃げ込んでいたことがある。今回も浅井との対決は他人に任せて温泉で豪遊でもするのか?

 応援を求めるにしても教学部の盗作魔・大村、「『次上』なる語は日本語にない」発言で大恥をかいた水島あたりでは手も足も出ないだろう。宗門で唯一、頼りになるのは日顕が最も嫌っている花野充道しかいない。

 そういえば、昭和五十三年五月、大草一男が理境坊東京支部の頃、早稲田大学の「歎異抄研究会」と対論することになった際、花野充道に応援を頼んだことがある。この時、大草だけでは敗北したに違いないが、花野の応援で何とか対論を切り抜けたように、今回の浅井との対決も、日顕は花野に泣きつくより他に手はなさそうだ。

 対決の場所として浅井は、面白いことに「大石寺大客殿」を指定しているが、世界的建築の大客殿は、既に日顕が破壊してしまった。

 浅井はこんな事実も知らずに対論を申し入れたのか。

 所詮、浅井の一人芝居だが、顕正会も限界だから、こんな芝居でもしないと、数万人の会員を繋ぎ止めておけなくなったのだろう。
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